よくある質問
製品について
AccuVoltLinkとは何ですか?
計測機器の確度を日常的に把握できる、スタンドアロン型の直流電圧標準器です。定期校正と定期校正の間に計測機器の状態を継続的にチェックし、ズレを早期に把握することで、「校正の間に何が起きていたか分からない期間」をなくします。
精度と確度は何が違いますか?
精度は測定値のばらつきの小ささ(再現性)、確度は真の値にどれだけ近いか(正しさの度合い)です。同じ値が安定して出ていても、真の値からずれていれば「精度は高いが確度は低い」状態になります。AccuVoltLinkは、この確度を継続的に把握するための装置です。
どのくらいの確度がありますか?
23℃±5℃における代表値で、電圧測定@10Vが±32ppm(24時間)/±60ppm(90日)/±90ppm(1年)、電圧出力@10Vが±30ppm(24時間)/±50ppm(90日)/±60ppm(1年)です。3個体・43日間の観測に基づく暫定値で、90日・1年の値は今後の検証で変更となる場合があります。
一般的なデジタルマルチメータ(DMM)と比べてどうですか?
5.5桁DMMの2〜3倍の確度で、5.5桁と6.5桁の中間に位置します(各社が規定する条件下での公称値どうしの比較)。
社内標準器として使えますか?
はい。社内標準器として使用可能な精度を備えています。
何を測定・出力できますか?
直流電圧DC±40V(最小分解能1μV)の測定と、直流電圧DC±10V(最小設定分解能1mV)の出力ができます。熱電対による温度計測と、データロガー用の熱電対出力にも対応しています。
AccuVoltLink自体のズレはどう管理していますか?
内部で各部品の状態を監視する自己診断と、測定値のズレを自動で補正するセルフキャリブレーションを行い、状態変化を時系列で記録しています。
持ち運んで使えますか?
USB充電式の内蔵バッテリで動作し、専用コントローラ(Bluetooth)で操作します。現場で扱えるサイズの装置です。
データ・ソフトウェアについて
測定データはどこで確認できますか?
Webアプリ「AccuLog」で、AccuVoltLink本体と、それで測った計測器の健全性診断ログを一画面で確認できます。データのグラフ化やレポート出力にも対応しています。データは本体の内蔵フラッシュメモリとSDカードにも保存されます。
インターネットに接続しなくても使えますか?
はい。Wi-Fiによる自動アップロードのほか、データを社外に出さず社内だけで確認するローカル運用にも対応しています。
導入・運用について
定期校正は不要になりますか?
いいえ。AccuVoltLinkは定期校正を置き換えるものではなく、定期校正と定期校正の間に日常点検を行い、状態を継続的に把握するためのものです。これにより、異常の早期発見、影響範囲の特定、不合格の未然防止につながります。
今の運用を変えずに導入できますか?
はい。まずは既存の運用を変えずに、手動でのチェックから導入できます。効果を見ながら、計測システムへの自動組込み、リアルタイム監視へと段階的に拡張できます。
AccuVoltLink自体の校正中は、使えなくなりますか?
交換用ユニットを活用することで、校正中も現場の運用を止めずに計測信頼性を維持できます(ダウンタイム0日の校正運用)。運用条件・対象機器により異なります。
どのような現場で使われていますか?
自動車・電池・半導体をはじめ、生産ライン、社内標準器、開発評価、制御盤など、計測の信頼性が求められる現場を想定しています。
導入前に試せますか?
はい。デモ機をご用意しています。最短翌日でテスト環境をご用意しますので、まずは実際の現場で有効性をご確認ください。
トレーサビリティはどうなっていますか?
計測の正しさは、国家標準へと遡れるトレーサビリティによって支えられています。AccuVoltLinkは国家標準に基づく技術開発により成立しており、その連鎖を日常の点検に持ち込みます。
校正証明書は付きますか?
価格はいくらですか?
「お知らせと交換」サービスの内容・費用は?
納期はどのくらいですか?
会社・開発の背景について
どのような背景で開発された技術ですか?
2020年度〜2024年度の国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトから生まれた技術です。
どこの会社が開発・製造していますか?
株式会社アキュボルトリンク(大阪府豊能郡豊能町)が開発・製造しています。

